子供がすくってきた金魚3匹が環境変化のストレスか疲労で1週間も経たずにお亡くなりになり、ホームセンターのペット売り場で買った3匹の金魚は5月にやってきました。
3cm〜5cmほどのオス2匹とメス1匹でしたが、リビングのテーブルの上に水槽を設置したところスクスク大きくなり、なんと12月に卵を産みました。
産卵すると水が普段より汚れているので気付きやすいですし、産卵前はメスのお腹が膨れて大きくなり、オスがメスのお腹をつついて追っかけ回すので準備をしておきましょう。
金魚は飼い始めは小さいのですがドンドン大きくなるので最初に買った水槽が小さくなってしまい買い直すことがあるので、使わなくなったものを稚魚繁殖用に別途環境を用意します。
写真の左は稚魚用水槽です。最初の産卵一期生は現在は3匹生き残り;稚魚の生存率は卵の肉眼確保確認数は50個程だったので15%ですが、別水槽に移すまでに親に食べられたりフィルターに吸われたり、白カビが発生して白く腐ってしまったり、生まれても弱い稚魚から死んでしまったりエサがうまく食べれなくて背骨が曲がったりと生存率の現実は厳しいですが、選ばれ生き残った成体はたくましいものです。
そんな訳もあり毎日何匹かお亡くなりになるので、稚魚から成体までの2ヶ月程度は砂利は敷かない方が視認性がよく発見しやすいです。
卵や生まれたての稚魚の赤ちゃんは写真のようなカップデザートのプラスチック容器や100円ショップで透明容器を買い、酸素供給の薬を入れて頻繁に水を換えてあげましょう。
水はもちろん金魚にとって毒である塩素抜きを混ぜておきます。
三匹の親はとても仲良しでいつも群れてますが、オスに比べメスは上品でおとなしいですが、オスは食欲も旺盛で体も大きくなり一年で10cmちょっとあります。
そんな彼らが暖かくなった5月の手前でまたまた行動を起こしました。
2世代目の産卵
いつもの追っかけっこをはじめたある日、水の汚れが目立ったので掃除をしていると黒いブツブツと腐って白くなった白いツブツブを見つけました。
慌てて優しくフィルターを水洗いすると目玉が目立つ立派な卵がポロポロ確認できたので念入りに救出開始!透明容器に拾い集めました。
父親はあなたかな?
土管の中には春から一緒の水槽で同居を始めたドジョウがいます。だいたい砂利に潜っています。
母親はあなたですね。
そんな騒ぎを横で見ている『一世代目』は全身黒く変化してから頭の先っちょから金魚らしい色に変化してきています。
卵から続々と赤ちゃん稚魚誕生
回収した卵は30個ほど。
何匹かはフィルターに埋もれながら生まれてましたが、その日の夜には続々と生まれウジャウジャです。
二世代目も一世代目に続き、キョーリン『ちびっこメダカキンギョのエサ』をあげる予定ですが、厳密には『ブラインシュリンプ』などが適切なんでしょうか。
稚魚から立派な成魚の形になってきたら親のエサをスプーンですり潰して細かくして与えていましたが…
残念ながら無事成魚になれませんでした。
難しいものです。
そして親の金魚ですが、梅雨の季節になり、急な気温の影響もあってか初めての病気にかかってしまいました。
慌てて塩浴用に小型の隔離療養用に水槽とエアレーションセットを購入してきました。
・水の量に対して0.3〜0.5%の粗塩を少しづつ溶かして塩浴
・一週間エサを与えず様子見
以上を行いましたが、いっときの回復はあり骨組みだけに溶けてなくなっていたヒレが回復してきたところで安心していたのですが、翌日悪化。
全身朽ちてミイラのようになってしまったので、慌てて水を総換えし、ためらっていた金魚用の治療薬を投入しました。
水の状態を厳しく管理しながら3週間ほどでヒレと鱗が治って完治しました。
ただ元の水槽に戻すと体の大きい金魚からいじめにあいすぐにボロボロになってしまうので、今は隔離してドジョウと一緒に仲良くやってます。
さらに今回から水質改善の試みで、「底面濾過装置」に変更してみました。
値段もそれほど高くなく、現状の外付け濾過装置も組み合わせられるので、この状態で金魚の観察をしてみます。